体の中の水の構造

私たちの体は60〜70%が水分です。
これは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
もちろん、私たちは水がないと生きてはいけないのですが、単に水分と言っても、 体内での水分とは、どういったものなのでしょうか。
60〜70%が水分と言われている内訳を少しお話したいと思います。
人間の体は海水と、とても似ているのです。
人体の水分量が60〜70%というのと、地球の70%が海であるというところでも 人と地球も似ているのですが、海水に近いということを今からお話していきます。
人間の水分は体液と言われますが、その海水に似た体液は、それぞれの細胞が住みやすいようにナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、塩素という成分を常に一定の バランスになるように保たれています。
この成分は海水の成分と似ています。
体重の60%を占める水分のうち、45%までが細胞内に閉じ込められた水分です。
残りの15%が、血液やリンパ液など細胞の外にある水分になります。
この、細胞内の水分と細胞外の水分を合わせて体液と言われています。
そして、この体液が生命維持活動に非常に重要な役割を果たしています。
成人での血液の総量は5リットルで血液以外の体液の総量は1〜2リットルと 言われています。
体液には電解質と非電解質とがあるのですが、電解質は体液の化学的な骨組みとなる もので、非電解質は運搬や排泄に利用される物質です。
体液の物質の濃度の違いによって、最初にお話しました、成分を一定のバランスに保つ 機能が働いて、必要な成分は吸収して不要なものは排泄するという生命維持活動を 行なっているのです。
少し、難しく感じたかもしれませんが、簡単に言えば、体液がないと、必要な成分が 運搬できないし、悪いものを外に出すこともできません。
人間の細胞は水にひたった状態にありますから、水が少しでも不足すると 細胞が生きてはいけません。
成人では2〜4%の水分不足で脱水症状になります。
たった1%の不足で猛烈に 喉が渇きます。
体液には水がとても大切で、水がないと人は生きていくことができないというのも、ここから来ているのではないでしょうか。
水分はこまめにとれるように、外に出るときはミネラルウォーターなどを1本持っている と、とても安心です。
夏場は暑いので持ち歩く人は多いのですが、冬も同じように人体には水が必要です。
外も乾燥していますので喉に潤いも必要です。
乾燥はウィルスが繁殖しやすいので、常にのどを潤すのも必要ではないでしょうか。